世界的な金融危機により、世界経済は急速に悪化。欧米市場のみならず、途上国でも経済成長の伸びが鈍化してきている。どうやら2008年は、世界経済の大きな転換点になりそうだ。では、世界中が景気悪化に苦しむ中、この国の今年度の「景気」はどうだったのだろうか?
2008年度のイラク経済は「好調」であった、という事がIMFにより発表された。治安状況の改善、以前より安定した政治情勢、そして石油産出量の拡大による収入の増加がその要因だ。IMFによると、イラクの経済復興計画も順調に進んでいるとのこと。
しかし、2009年度の景気見通しになると事態は変わってくる。現在の石油価格は最高値をつけた時期と比べて、1バレル当たり100ドルも低下している。来年度からは石油からの収入が減少する可能性は高い。今後のイラク経済には、石油に大きく依存しない経済体制の構築が不可欠だろう。その為にも、法体制や金融体制を含む、あらゆる面での経済環境の整備が望まれる。
この記事について詳しくは:http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/7789573.stm
IMFの資料、発表に関しては:http://www.imf.org/external/np/sec/pr/2008/pr08330.htm